2005年07月17日
針生・喪失 [ 日記の類 ]
はい、針生です。
やっとなんとか復帰しました。
いや、ね。
話は4日ほど前に遡ります。
針生、肝臓の薬がなくなったんで、病院に行ったんですよ。
で、いろいろ話をしてて、肝臓はもう大丈夫だ、ということになったんですが。

ほら。
CKが高いのはまぁ、例のエントリ見て貰えれば解るかとw
で、そんときにうっかり、
「便もおかしいですが、これも気のせいですかね」
とか言っちゃったんですね。
センセ、いつもの笑顔なんですが、そのときもいつも通りに笑顔で、
「気のせいでそれはないね」
言い切りやんの。
まぁ、で。
「じゃぁー、いっそ今日検査しましょう」
「は……はぁ」
「えぇとね、看護婦の指示に従ってもらいたいんだけど、まぁそこの小部屋で検査着きて待っててもらえるかな」
「あ、はい」
看護婦さんの指示、いっさい無しじゃん、と思いつつも着替える針生。
肌着姿になって、緑の検査着を纏います。
「こっちの部屋に来てもらえるかな」
入ったことのない部屋に導かれる針生。
明らかにグリーン。
明らかにイルリガートル。
あれ? 検査?? え? まさか?
「じゃぁねぇ、このベッドに寝て、おしり突き出してもらえるかな」
……
浣腸された。
5分も我慢させられたものの、一応トイレには行ける。
出したものを観察されたりと、もう恥ずかしさの極みに陥る。
なんだか人としていろいろと失った気がしつつも、まぁそんなもんなのかと、また緑の部屋に。
で。
「じゃぁ、ね、検査しちゃうからね。さっきと同じ体勢になってくれる?」
「あ、はぁ」
ぐりゃっ……
「ぬはぁっ!!」
指が入って来ます。勘弁してくれ。
結構痛いんだこれが。
「痛い? 大丈夫、今ネ、麻酔の軟膏塗ってるから」
あ、そうスか。でも、違和感が激しいですよ。なんか違いますよ。
俺内臓触られてる感がありますよ?
「じゃ、検査するよー」
めりっ……
「ぬぁっ!!」
なんか入ってきました。なんかです。金属っぽいです。
「痛むかな?」
いや、なんか良く解らないですが、気持ち悪いことは確かです。
あまりの痛みと気色の悪さに、上体を起こしてうっかり器具をみる針生。
でかい。
でかい筒をつっこんで、ライトで照らしながら観てる。
あぁ……。
で、ちょっと針生のリアクションが薄くなってきた頃に、検査は終わったんですが。
「うーん……直腸と、結腸の下の方にはなにもないねぇ」
「あ、はぁ」
「もっと上かもしれないから、きちんと一度X線で検査しよう」
その日に、いろんなお達しがあって、土曜日に検査をすることになったんだけど。
金曜から準備がありまして、
・絶食
・お粥、素うどん、飲み物限定で許可
・でも向精神薬は飲め
・果汁100%なんて飲むなよ?
・20時と22時に下剤を飲んで大腸を空にすべし
・次の日の朝6:30分には、下剤の座薬を入れろ
はい、下剤オンパレードです。
体力持つかな。
そもそも、断食がなかなか厳しい。
こういう日に限って、学食にそそられるメニューを発見したりする。
針生ね、タガが外れるともう言うこと聞かなくなるの、自覚してるんで。
すうどんどころか、完全に絶食してみた。
いや、かなりキツかったね。
で、20時の下剤。
思い切りバイトしてる時間だったから、バイト中に上司に言ってから飲んだよ。
マグコロールP 50グラム粉。
これ。

50グラムもある粉をどう飲むかというと、横にあるコップを使って、割合守って溶かしてなんだが。
溶けねぇ。

必死にかき混ぜたよ俺。
で、飲む。
クエン酸マグネシウムなせいか、微妙な酸味と、これまた微妙な塩味が混ざった味がする。
まぁ、早い話が、びっくりするほど不味い。
で、そんな大変な液体をがんばって、飲んだ訳です。
そりゃまぁ、針生、相当薬が聞き難いらしい子なんで、ふつうに作業。
明日の検査でウンコ残ってたらどうしよう、とか心配してたら10時になっちゃいます。
今度はアローゼン包。
これは確か遅効性のはずなんで、明日の朝対策だろうなぁ、とか思ってたら。
来ました。
マグコロールに手加減はありません。さすが。
さすが袋の外に「外科手術前処置等」とか書いてあるだけあるよ。
で、まぁ30分ほどトイレに籠もって、水ばっかり流してきた訳です。
23時にあがって電車で帰ってる途中も冷や汗ものだったよ。
ここで人間の尊厳を失うわけには。
そんな感じで必死に帰って、休憩。
おかんがあらわれます。
「あんた、晩御飯いらんの?」
「い、言うたやん?」
「??」
「今日でるとき、俺、三食全部いらんって言うたやん?」
「あぁ。でもまぁ、どっかの誰かさんは、いらんって言ってても食べたりしやはるから」
「いや、まぁ、それは俺に対する嫌味やとおもうけど、今回理由言ったやん? 検査って言ったやん?」
「?」
「覚える気0やとしか思われへんから、えぇわ」
ちょっとムっとしながらメッセしてから撃沈。
で、次の日の朝。
眠剤で寝付くとちゃんと起きれるんですよ、針生も。
8時になら。
はい、ダッシュで座薬。いいのかこの時間。
そんな事をしていると、おかんがまた
「朝ご飯いらんの」
「……いや、せめて昨日の夜揉めたことぐらいは……」
「?」
「えぇわ」
いや、ね。
夜はお酒をお召しになってらっしゃる訳で。
いいよ。針生もちょっと前までそんなんだったから。
で、9時30分。決戦15分前に病院についたわけです。
「おはようございますー。針生ですけどー」
「あ、針生の……弘人くんやんね? とりあえず血圧はかって、注射しよ」
「はぁ」
圧倒的速度で、「104/60、低いね」とか「じゃぁ、今から腸の動きを止める注射をします。この注射はちょっと痛いよ」とか声が飛び、針生の腕にカフが巻かれたり、肩に注射を打たれたりします。
で、そんなことをしていると、普段はその病院では見ない臨検さんらしき方が現れて、今日の検査の概略を説明してくれたり。
「えぇとね。じゃぁ、この台の上に立ってもらえるかな」
「あ、はい」
「はぁい、じゃぁ、倒しますー」
機械がゆっくり傾いて、ベッド状になる。
この機械はこう倒れるのか。俺、回ると思ってた。
「じゃぁ、バリウムを腸に入れますからね。両足をたてて」
「はぁ……」
ずぶっ……
「ぬあぁっ」
指だろこれ!
「これはねー、麻酔だからねー。バリウムはこれで入れるんだよー」
なんか、巨大なツクシみたいなのがついたアイテムを持ち出す臨検の兄さん。
「えぇっ!?」
「大丈夫大丈夫。はい、力抜いてー」
「!!!!!」
いてぇ。
でけぇ。
「はい、バリウムいれますー」
……?
なんの感じもしないかも。
入ってるの? と世の中の男の人が聞いたら傷つきそうな言葉を臨検さんに言いそうになったのを、必死に我慢する針生。
流石にここでネタはできん。
で。
「今から空気を入れますー。ぶっちゃけ苦しいですー。出しちゃだめだよ」
ゴボボボボボ
ぬはぁぁっ!!!
いや、正直本気で苦しい。
「さっきの肩の注射で腸の動きは止まってるんで、空気入れ終わったら落ち着くハズですー」
「じゃ、じゃぁ我慢します」
そんなこんなで、レントゲン撮影が始まります。
ゴロゴロ、横を向いたり、上を向いたりさせられたり。
レントゲン台が異常に頭の方に傾いて滑り落ちそうになったと思ったら逆に傾いたり。
そんな感じで何枚ものレントゲンを撮っていた感じなんですが。
途中で異変が。
あ、腹いてぇ。
そうです。
針生、薬の解毒が異常に早いんです。忍者になれるかもしれないぐらい。
臨検さんも薄々腸の動きに気づいたっぽくて。
「大丈夫? 大丈夫? あともうちょっとだから」
「はい……がんばります……」
終わったらダッシュでトイレ行ったよ。
で。
結果がでるまでの間、時間がある、ということで、済生会吹田病院にいって、薬を変えてもらったりしつつ、ちょっと遅刻して元の病院に戻ると……。
「うーん、これだね」
「?」
「ポリープがある、うん」
「はぁ……って、えと、ポリープ、ですか?」
「うん。でも粘液を出すタイプじゃないと思うんだけど……たぶんこれでしょ」
「はぁ……」
「2週間、整腸剤で様子を見てみよう。その後、大腸カメラやった方がいいかもね」
「ぇ……」
「すぐやるのは、流石に大腸に負担がかかるし、体にも負担がかかるからね。今日は疲れたでしょ」
笑顔。
「確かに……結構疲れました」
「もう一回だけ、おなかの中のバリウムを出すための下剤を飲んでもらうけど、それが終わったらゆっくり休んでください」
「はぁい」
結論。
・意外にキツい。
・針生には薬、多めにしてくれ。
・最初から不摂生するな
投稿者 hiroto : 2005年07月17日 22:48
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